歯がボロボロを治したい|適切な治療や費用を紹介
歯がボロボロでお困りではありませんか?歯の状態が悪いと、見た目の問題だけでなく、食事や会話にも支障をきたし、日常生活の質が大きく低下してしまいます。しかし、ボロボロの歯を治療するには、どのような方法があるのでしょうか?また、治療にはどれくらいの期間と費用がかかるのでしょうか?
この記事では、虫歯、歯周病、欠損・破折など、様々な原因で歯がボロボロになった場合の治療法を詳しく解説します。それぞれの治療法のメリット・デメリットや、期間・費用の目安についてもお伝えします。さらに、歯がボロボロの状態を改善するために、どのように歯医者を選べば良いのかについてもアドバイスします。
歯の健康を取り戻して、自信を持って笑顔で過ごせるようになるために、ぜひこの記事を参考にしてください。
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歯がボロボロの原因と症状
歯がボロボロになる主な原因は、虫歯や歯周病の進行、歯の欠損や破折などです。これらの症状が複合的に存在することで、歯の状態が悪化し、ボロボロになっていきます。早期発見と適切な治療が大切です。
虫歯が進行している
虫歯が進行すると、歯の構造が徐々に破壊されていきます。初期段階では目立った症状がないこともありますが、虫歯が深くなるにつれて、歯の変色、痛み、冷たいものがしみる、食べ物が詰まりやすいなどの症状が現れます。
放置すると、歯の神経まで虫歯が到達し、激しい痛みを引き起こします。さらに進行すると、歯の根の部分まで感染が広がり、歯を支える骨が溶けて歯がグラグラしてしまう場合もあります。
歯周病が進行している
歯周病は、歯を支える歯肉や骨が感染によって徐々に破壊されていく病気です。初期段階(歯肉炎)では、歯肉の赤み、腫れ、出血などの症状が見られます。歯周病が進行すると、歯と歯肉の間にポケットができ、そこに細菌が溜まることで感染が広がります。
歯を支える骨が溶けていくと、歯がグラグラし、最終的には抜け落ちてしまいます。また、口臭の原因にもなります。
歯の欠損や破折がある
事故や外傷、硬いものを噛んだことによる歯の欠損や破折は、見た目の悪化だけでなく、歯の機能低下も引き起こします。
欠損部分に食べ物が詰まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。また、破折した歯の断面から細菌が侵入し、歯の内部で感染が広がることもあります。放置すると、最悪の場合、歯を失ってしまう可能性があります。
歯がボロボロの治療法
歯がボロボロになる原因に応じて、虫歯の治療、歯周病の治療、欠損や破折の治療など、様々な治療法があります。症状の程度によって、適切な治療法を選択することが重要です。
虫歯の治療
歯がボロボロの原因が虫歯である場合は、虫歯の治療をおこないます。
削って詰める治療(レジン充填)
虫歯の初期段階では、虫歯の部分を削って取り除き、特殊な樹脂材料(レジン)で詰める治療法が一般的です。比較的安価で、短期間で治療が完了します。
被せ物による治療(インレー・クラウン)
虫歯が広範囲に及ぶ場合や、詰め物では対応できない場合は、被せ物による治療を行います。インレーは歯の一部を、クラウンは歯全体を覆う被せ物です。見た目も自然で、強度も回復します。
神経の治療(根管治療)
虫歯が神経まで到達している場合は、神経を取り除く根管治療が必要です。感染した神経を除去し、根の穴を特殊な材料で詰めることで、歯を保存することができます。
歯周病の治療
歯がボロボロの原因が歯周病である場合は、歯周病の治療をおこないます。
歯石除去・歯面清掃(スケーリング・SRP)
歯周病の初期段階では、歯石除去と歯面清掃(スケーリング・SRP)によって、歯周ポケット内の細菌を取り除きます。これにより、歯肉の炎症を改善し、歯周病の進行を食い止めます。
歯周外科
歯周病が進行し、深い歯周ポケットができている場合は、歯周外科が必要です。歯肉を切開して歯根の表面を清掃し、ポケットを浅くすることで、歯周病の改善を図ります。
欠損や破折の治療
歯がボロボロの原因が欠損や破損である場合は、欠損や破損部分の治療をおこないます。
詰め物・被せ物による治療
小さな欠損や破折は、詰め物や被せ物で修復することができます。虫歯の治療と同様に、レジン充填やインレー・クラウンを使用します。
ブリッジ
1本から数本の歯が欠損している場合は、ブリッジによる治療が選択肢の一つです。両端の歯を削って被せ物を装着し、その間に人工歯を固定する方法です。
入れ歯
多数の歯が欠損している場合は、入れ歯(義歯)による治療が一般的です。残っている歯や歯茎に固定する部分床義歯と、歯茎で支える総義歯があります。
インプラント
インプラントは、歯が1本から数本欠損している場合に適しています。チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を被せる治療法です。自分の歯のような見た目と機能が得られます。ただし、手術が必要で、治療期間も長く、費用も高額になります。
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歯がボロボロの治療にかかる期間と費用の目安
歯がボロボロの治療にかかる期間と費用は、症状の程度や選択する治療法によって大きく異なります。虫歯の治療は比較的短期間で完了し、費用も安価ですが、歯周病の治療は長期間を要し、費用も高額になる傾向があります。欠損や破折の治療は、症状に応じて様々な選択肢があり、期間と費用のバリエーションが広いです。
虫歯の治療
虫歯の治療にかかる期間は、虫歯の進行度合いによって異なります。初期の虫歯であれば、1~2回の通院で治療が完了する場合が多いです。深い虫歯や神経の治療が必要な場合は、3~5回程度の通院が必要になることもあります。
費用については、健康保険が適用されます。レジン充填で1,500円~5,000円程度、インレーやクラウンで5万円~10万円程度が目安です。神経の治療が必要な場合は、さらに1万円~3万円程度加算されます。
歯周病の治療
歯周病の治療は、初期段階であれば1~2回の歯石除去や歯面清掃で改善が見込めますが、中等度以上の歯周病では、数ヶ月から1年以上の治療期間を要することがあります。
歯周病の治療費用は、症状の程度によって大きく異なります。初期の歯周病であれば、1回の歯石除去で5,000円程度です。重度の歯周病で歯周外科が必要な場合は、1歯あたり5万円~10万円程度かかることもあります。
欠損や破折の治療
欠損や破折の治療期間は、治療法によって大きく異なります。詰め物やインレー・クラウンであれば、2~3回の通院で完了します。ブリッジや入れ歯の場合は、3~5回程度の通院が必要です。インプラントは手術を含めて、3~6ヶ月程度の治療期間を要します。
費用についても、治療法によって幅があります。詰め物やインレー・クラウンは、虫歯の治療と同程度の費用です。ブリッジは1箇所あたり5万円~15万円程度、入れ歯は総義歯で20万円~30万円程度が目安です。インプラントは、1本あたり30万円~50万円程度と高額になります。
ただし、これらの費用は目安であり、症状や治療法、歯科医院によって異なる点に注意が必要です。
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歯がボロボロを治すための歯医者選び
歯がボロボロの状態を改善するには、自分に合った治療法を提供してくれる歯医者を選ぶことが大切です。歯医者選びのポイントは、治療方針と費用の説明が丁寧であること、痛みへの配慮があること、アフターフォローの体制が整っていることです。これらの点を踏まえて、信頼できる歯医者を見つけましょう。
治療方針と費用の説明が丁寧か
歯がボロボロの治療では、患者のライフスタイルや予算に合わせた治療方針を立てることが重要です。歯医者は、複数の治療法の選択肢を提示し、それぞれのメリット・デメリットや費用を丁寧に説明してくれるべきです。
患者が納得した上で治療法を選択できるよう、十分なコミュニケーションが求められます。説明が不十分だと感じる場合は、遠慮なく質問をするようにしましょう。
痛みへの配慮があるか
歯がボロボロの状態では、治療中の痛みに敏感になっていることが多いです。歯医者は、患者の痛みに配慮し、できるだけ負担を軽減する治療を心がけるべきです。
麻酔の使用や、痛みを和らげる工夫など、痛みへの対策を講じているか確認しましょう。治療中に痛みを感じたら、我慢せずに歯医者に伝えることが大切です。
アフターフォローの体制が整っているか
歯がボロボロの治療は、治療後のアフターフォローも重要です。治療後に問題が生じた場合に、すぐに対応してもらえる体制が整っているかを確認しましょう。
定期的なメンテナンスや、歯のクリーニングなど、予防的なケアを受けられるかどうかも重要なポイントです。また、歯医者が患者の治療後の経過に関心を持ち、適切なアドバイスを提供してくれるかどうかも、良い歯医者の条件と言えます。
まとめ
歯がボロボロの状態を改善するには、虫歯、歯周病、欠損・破折など、原因に応じた適切な治療法を選択することが大切です。虫歯の治療では、レジン充填やインレー・クラウンによる詰め物・被せ物、または根管治療が選択肢となります。
歯周病の治療では、歯石除去・歯面清掃や歯周外科が行われます。欠損や破折の治療では、詰め物・被せ物、ブリッジ、入れ歯、インプラントなどの方法があります。
治療にかかる期間と費用は、症状の程度や治療法によって大きく異なります。虫歯の治療は比較的短期間で安価ですが、歯周病の治療は長期間を要し、高額になる傾向があります。欠損や破折の治療は、幅広い選択肢があるため、期間と費用のバリエーションが広いです。
歯がボロボロの状態を改善するには、自分に合った治療法を提供してくれる歯医者選びが重要です。治療方針と費用の説明が丁寧で、痛みへの配慮があり、アフターフォローの体制が整っている歯医者を選ぶことが大切です。
歯の健康を取り戻すために、早めに歯医者で相談し、適切な治療を受けることをおすすめします。この記事を参考に、自分に合った治療法を見つけ、歯がボロボロの状態を改善していきましょう。
監修者 山田 嘉宏(やまだ よしひろ)
医療法人社団隆嘉会 ソレイユデンタルクリニック 理事長
1990年 昭和大学歯学部 卒業
1990~1992年 東京医科歯科大学補綴科 勤務
1992~1993年 茨城県友部歯科診療所 勤務
1993~1999年 品川区共立歯科 分院長 勤務
1999~2003年 よしひろ歯科クリニック 開院
2003年 医療法人社団隆嘉会 よしひろ歯科クリニック 開院
2014年 医療法人社団隆嘉会ソレイユデンタルクリニック 開院
資格
・厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
・日本口腔インプラント学会専門医
・IDIA(国際歯科インプラント協会/旧 ADIA(アメリカ歯科インプラント協会))専門医/指導医
・DGZI(ドイツ口腔インプラント学会)専門医/指導医
・ISOI(国際口腔インプラント学会)専門医/指導医
・ICOI(国際口腔インプラント学会)認定医
・日本臨床歯周病学会歯周病認定医
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