歯がない人は信用できない?信用に与える影響と治療の重要性
歯がない状態を放置していませんか?周囲から「歯がない人は信用できない人」という印象を持たれ、人間関係に影響が出る可能性があります。
「歯がなくても、見た目だけの問題だから後回しにしても大丈夫?」
「治療費が高額だし、今は痛みもないから様子を見ていれば...」
と考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、歯がない状態を放置することは、見た目以上の問題です。ビジネスでの信用、人間関係での信頼など、社会生活のさまざまな場面で思わぬ影響を及ぼします。さらに、将来的な健康リスクも懸念されます。
そこで、今回は以下の内容について詳しく解説します。
・歯がないことが人の信用に与える影響
・第一印象を「顔」で判断する人が多い
・歯がないことによるデメリット
・歯がない人におすすめな治療
この記事を読むことで、歯がないことが及ぼすさまざまな影響について理解を深め、適切な治療選択ができるようになります。
歯がないことでお悩みの方はもちろん、ご家族や親しい方の歯の健康が気になる方も、治療を検討するきっかけとしてぜひ参考にしてください。
歯のお悩みはよしひろ歯科クリニックへ
お問合せ:ご予約・お問い合わせフォーム
電話番号:03-5498-4618
歯がないことが人の信用に与える影響
歯がないことが人の信用に与える影響は、以下の3つです。
・第一印象が悪化する
・ネガティブなイメージを持たれやすい
・不健康な印象を与える
それぞれ詳しく解説していきます。
第一印象が悪くなる
歯がない状態は、相手からの印象を大きく損なってしまいます。なぜなら、歯の状態は自己管理能力や信頼性を判断する重要な目安として見られているためです。
たとえば、入社面接などの重要な場面では、面接官は応募者の見た目から自己管理の意識や信頼性を判断することがよくあります。歯がない状態だと「健康管理への意識が低そう」「自己管理ができていない人なのかも」という印象を持たれやすいのです。
そのため、取引先との商談や就職活動など、相手からの信用が必要な場面では、歯がないことが評価を下げる原因となり、望む結果を得られない可能性が高くなります。歯がない状態は、ビジネスにおける重大なマイナス要因となってしまうのです。
ネガティブなイメージを持たれやすい
歯がないことで、周囲から好ましくないイメージを持たれやすくなります。特に「不潔」「貧乏」「自己管理できない」といったネガティブな印象を与えてしまう可能性が多いためです。
毎日の歯磨きや定期的な歯科検診など、歯の管理が基本的な生活習慣の一つとして認識されているからです。
歯がない状態を放置しているように見られると、日常的なケアや健康管理への意識が低いと判断される原因となります。
そのため、プライベートな人間関係においても、歯がない状態は対人関係を築く上での大きな障壁となる可能性があるのです。
不健康な印象を与える
歯がないことは、周囲に健康面での不安を抱かせる原因となります。実は、歯がない状態は生活習慣病のリスクを高めてしまう可能性があるのです。
歯がない状態が長く続くと、まず噛む力が弱くなってしまいます。すると、食事の質が落ちて栄養バランスが崩れやすくなるうえ、十分に噛めないことで消化機能にも負担がかかります。こうした状態が続くと、徐々に心臓病や糖尿病といった生活習慣病のリスクが高まっていくことがわかっています。
そのため、ビジネスパートナーや職場の同僚から「この人は体調を崩して仕事に支障が出るかもしれない」という不安を抱かれやすく、信頼関係の構築に影響を与えることがあるのです。
第一印象を「顔」で判断する人が多い
私たちは、他人を見た瞬間に何らかの印象を抱きます。その印象は、多くの場合「顔」から形成されます。
20代から50代の1,000人以上を対象とした調査によると、実に71%の人が第一印象を「顔」で判断していることがわかりました。その中でも、特に注目されているのが「口元」です。
調査結果によると、顔のパーツの中で口元に注目する人は6.6%です。一見少ない数字ですが、意外にシビアなポイントです。
実際、「好感が持てる口元」について聞いたところ、42.7%の人が「キレイな歯並び」と回答しており、歯の印象が第一印象に大きく影響することが明らかになりました。
一方で、歯並びが悪かったり、歯に汚れがあったりすると、相手の印象を大きく下げてしまう可能性があります。
つまり、私たちは無意識のうちに相手の口元、特に歯の状態を観察し、その人の清潔感や健康的なイメージを形成しているのです。
参照:人の印象に関する意識調査
歯がないことによるデメリット
歯がないことによるデメリットは以下の5点です。
・虫歯や歯周病のリスクが増える
・顎関節症の原因になる
・咀嚼力が下がる
・認知症になりやすくなる
・転倒しやすくなる
・発声がしにくい
・顔の輪郭が変化する
・自分に自信がなくなる
・治療費が増える
歯がない状態のデメリットについては以下の記事でさらに詳しく解説しています。 あわせてご覧ください。
関連記事:歯がないデメリットとは?健康・見た目への影響と治療方法を紹介
歯がない人におすすめな治療
歯がない場合の治療法は以下の3つです。
・インプラント治療
・ブリッジ治療
・入れ歯治療
インプラントは人工の歯根を埋め込むことで、天然の歯に最も近い見た目と使用感を実現できる治療法です。ブリッジは比較的短期間で治療が完了します。入れ歯は費用が安価な治療法です。
それぞれの治療法の詳しい特徴や費用、メリット・デメリットについては、以下の記事で解説しています。あわせてご覧ください。
関連記事:歯がないところに歯を入れる方法とは?最適な治療法とその選び方
まとめ
歯がない状態は、見た目の問題だけではありません。
ビジネスや人間関係など、社会生活のいろいろな場面で思わぬ影響が出てくるでしょう。
特に、第一印象が悪くなったり、自己管理ができていないのでは?と不安を持たれたり、健康面を心配されたりと、周りからの信用を失いかねない状況が生まれてしまいます。
見た目がとても気になる方には、天然の歯に近い見た目と使い心地を実現できるインプラント治療という方法もあります。
ただし、治療法は患者さんの状態や生活スタイル、予算によって最適なものが異なりますので、まずは歯科医院で相談してみましょう。
もし今、歯がない状態で悩んでいらっしゃる方は、本記事で解説したような影響をぜひ参考にしていただき、早めの歯科治療を考えてみてください。
適切な治療を受けることで、きっと自信を持って過ごせる毎日を取り戻せるはずです。
監修者 山田 嘉宏(やまだ よしひろ)
医療法人社団隆嘉会 ソレイユデンタルクリニック 理事長
1990年 昭和大学歯学部 卒業
1990~1992年 東京医科歯科大学補綴科 勤務
1992~1993年 茨城県友部歯科診療所 勤務
1993~1999年 品川区共立歯科 分院長 勤務
1999~2003年 よしひろ歯科クリニック 開院
2003年 医療法人社団隆嘉会 よしひろ歯科クリニック 開院
2014年 医療法人社団隆嘉会ソレイユデンタルクリニック 開院
資格
・厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
・日本口腔インプラント学会専門医
・IDIA(国際歯科インプラント協会/旧 ADIA(アメリカ歯科インプラント協会))専門医/指導医
・DGZI(ドイツ口腔インプラント学会)専門医/指導医
・ISOI(国際口腔インプラント学会)専門医/指導医
・ICOI(国際口腔インプラント学会)認定医
・日本臨床歯周病学会歯周病認定医
歯のお悩みはよしひろ歯科クリニックへ
お問合せ:ご予約・お問い合わせフォーム
電話番号:03-5498-4618